へんくう農業日記

こだわり農業の記録

めまい闘病記2 入院

入院前の状況

めまいの発症間隔がどんどん短くなってきて、1月下旬には3日に1回のペースになりました。これはもう、かなり困りモンです。

一番困ったのは仕事です。
実は、去年僕は転職の為に就職活動をしていました。そしてちょうど採用が決まった頃にめまいが始まったのです。
発症したら仕事は休まざるを得ません。こんなペースで発症していたら、僕は全然あてにできない人って事になってしまいます。特に仕事中に発症したら、現場から事務所まで連れて帰ってもらわないといけません。いつ発症するのかいつもビクビクしながら仕事に行き、また自分の印象が悪くなるのが心配で気持ちがどんどん滅入っていきました。

出かけるのにも困りました。
一度めまいの発症中に車を運転して帰りましたが、もう二度とやりません。まず頭をまっすぐ起こしておく事ができません。右手で頬杖をついて頭を支えました。そしてGを感じないので、車を発進させてもどれぐらい加速しているのか分からないし、停車させても止まった感覚がしない。こんな怖い事はありません。
それ以降は妻に迎えに来てもらうようにしましたが、助手席に乗っていても振動で吐きそうになるので、超徐行で運転してもらわないといけません。
1人ではもちろん妻と一緒でも遠出するのはビクビクです。

こんな状態なので、早く何とかしたいと思い、入院することにしました。
入院の一番の目的は安静です。安静だけなら家でもできますが、今まで安静にしていたつもりでも何も良くならなかったし、家でしょっちゅう発症して妻に負担をかけるばかりだったので。
入院したのはこの辺りでは大きなT病院です。

入院生活

1/29、入院しました。
ストレスが原因かもしれないので、心も体も休養できるように努めました。仕事の事も、家族の事も、やる事が溜まっているのも、なるべく考えないようにしました。そして暇になりました。めまいが発症している時は辛いですが、元気になると暇になります。まあそれぐらいで良かったのだと思いますが。
6人部屋だったのですが、耳が聞こえないのはやっぱりご老人が多かったですね。手術をして何日かして退院していく患者さんが多かったです。手術の予定がない僕はいつまでここにいればいいのだろうと、悩みました。

入院中の検査・治療

一つは安静による治療です。それと点滴ステロイド剤・ビタミン剤)。
診察、体温・血圧測定は毎日です。聴力検査と血液検査も随時受け、CT*1検査も受けました。

入院中の病状

入院した日の午後にめまいが発症し、投薬を受けましたが翌日まで続きました。その後の4日間は発症せず、その後もう1回軽いめまいが発症しました。つまり、入院直前に比べたら少しは落ち着いたかな〜というぐらいです。

入院・検査の結果

CTでは異常が見つからず、入院中の経過観察でも原因は判りませんでした。
次に疑われるのは外リンパ瘻*2という病気だそうです。その検査は大学病院へ行けば受けられる事、そして手術で治せるという事でした。これはもう受けるしかありません。さっさと退院して検査を受ける事にしました。

退院後

2/6、退院しました。
そして翌日からめまいが連発しました。3日連続です。3日目のめまいは24時間続き、何度も嘔吐し、病院に行って投薬を受けてからようやく治まりました。
退院したから発症したのだとしたら入院の効果はあったのだと思いますが、言い換えれば全然治っちゃいないって事です。
やっぱり早く外リンパ瘻の検査を受けなければ!

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*1:CT:X線を利用して体の断面図を映像化する機械

*2:外リンパ瘻:めまい、難聴など様々な症状が起きる。原因は気圧の急激な変化など(鼻かみ、力み、飛行機搭乗、ダイビング等)