へんくう農業日記

こだわり農業の記録

空き家再生記録3 リビング床張り

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畳だった部屋を板張りのリビングにすることにしました。

【根太撤去】(2013.1.17〜2/23)
根太(ねだ:細い木)が腐っています。
大引き(おおびき:太い木)は無事。
【整地】(4/17〜18、24)
結婚式や田んぼの準備で2ヶ月作業が中断していました。
石などを撤去して平らにしました。
【湿気対策】(4/25)
ビニールハウスに使っていたビニールを敷き詰め、簡易対策。
束(つか:大引きの支え)を外してビニールを敷きます。
父が自前の竹炭をくれました。炭の調湿効果などについては色んな意見があり悩みましたが、風が通る所にだけ、ビニールの重しを兼ねて配置しました。
【根太】(4/30)
根太には2×4材(ツーバイフォー材:もらい物)を使いました。
(左の写真は仮置き)
【捨て張り】(4/30〜5/1)
コンパネ(ベニヤ板)を敷きます。
2×4縦置き+コンパネで台所と床の高さがそろう計算です。
床板は友人に教えてもらった杉の無垢材(むくざい:木そのもの)を選びました。厚さが3cmあります(普通の床板は1.2cm)。断熱材を入れなくても寒くないそうです。普通の床板の倍ぐらいしましたが、断熱材を買わずに済むのでトータルでは安くあがりました。
父がずっと助っ人に来てくれました。工具も軽トラも父に借りています。
床板を部屋のサイズに切ります。4mもあるので1枚で部屋の端から端までいきます。
【床張り】(5/5〜5/8)
床板をはめ、当て木を当ててたたき、釘で固定します。無垢材は伸縮するので床板と床板の間にすき間が必要です。カードをはさんですき間を作りました。

【敷居】(5/26)
床が敷居より高くなったので、床板の端を斜めに削りました。
無垢材だからできる事です。
【戸袋】(5/26)
床を高くしたせいで戸が外せなくなったので、床の一部を取り外し可能にしました。
【床下出入口】(5/26)
床下のメンテナンス・・・炭の交換とか?するかも知れないので作りました。
しかし大失敗。将来この位置に薪ストーブを置くことに…

【塗装】(5/29)
天然植物油100%の塗料を使いました。油膜を張らずしみ込むタイプなので、木の温もりを損なわないそうです。妻と2人で塗装。
これでリビングの床だけとりあえず完成しました。
壁ぎわの処理がまだなので、いずれやらないといけません。
【Before】【After】

■リビング リフォーム情報
広さ:6帖
内容:床下湿気対策、束補強、根太打ち、床張り・塗装
人員:3人
期間:1/17〜5/29
日数:20日
費用:4万円

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